こんばんは。
先日オウム真理教事件の死刑囚の死刑執行がされました。
さまざまなメディア等で死刑についての議論や記事が掲載されていました。
その記事を読みながらいろいろと考えさせられました。
死刑にはさまざまな側面があると思います。
☐死刑を実際に執行する人からみると。
・法務大臣をはじめ誰かが、人の命を奪う決断をします。
・刑務官が実際に死刑囚を死刑にします。
→死刑を決断し、実際に立ち会う人たちには精神的な負担が相当大きいように思います。
☐被害者家族からすると。
・死刑執行が一つの区切りとなるかもしれません。
・さまざまな気持ち、心情の区切りとなるかもしれません。
☐加害者家族からすると。
・冤罪かもしれないとすると、死刑執行でどうする事も出来なくなってしまいます。
☐私が思うところは。
・殺人等をおかし死刑が確定した人に対して死刑が執行されないと、その人が生きていく為の
刑務所内等の費用が税金でまかなわれ続ける事。(税金には被害者家族の税金も含まれます)
・ただ、刑務所の制度がある事によって、日本の治安が守られている事も事実だと思います。
世界的には死刑は廃止の方向に向かっているようです。
どの選択が正解かはわかりません。
ただ、現行の日本の法律によって、死刑執行の決断をし、執行した人たちへの批判はあまりよくないように思います。
死刑にたいして反対や批判があるのであれば、別の方法で死刑が廃止となるように活動をする方が良いと思います。
実際に決断し執行した人たちは、その人たちの立場の責任をまっとうしただけなのですから。
別の話ですが、私は自衛隊に勤務していたことがあります。
現在憲法9条改正等の議論が活発になっているように思います。
私が一つだけお願いしたいのは、自衛隊を違憲の状態にしない事です。
自衛官は災害派遣やPKO活動など命をかけて職務をまっとうしています。
その人たちが国に認められない状態は良くないと思っています。
自衛官が災害派遣やPKO活動に従事できるのは日々の訓練と強い使命感があるからこそです。
また、その人たちにも家族があります。
自衛官の地位をしっかりとした地位にぜひしてもらいたいと思います。
ここのところ考えさせらた事です。